一般国道158号 災害復旧工事(大野市上半原)
工事状況
多くの方から「楽しみに見ています」「現場の方が苦労していることがわかりました」などの励ましのお便りをいただいています。中には「父の働いている姿を初めて見ました、感動しました。」などという関係者からのうれしい話も聞いております。引き続き施工業者さん共々頑張ってまいります。
全体としてどう進められているのか、わかりにくいというリクエストもいただいています。どのようにお見せするとよいか考え中です。言葉で説明すると、1号仮橋はしばらく作業調整していましたが、しばらくしますと再開し、仕上げにかかります。また2号仮橋はまもなく下部工ができますが、まだ道半ばで、上部工作業が待ち構えています。現在乗り込みの段取り中です。橋と橋の間の一般盛土部も土砂の搬入等が必要です。そして橋の上も含めて、安全快適に通れるようアスファルト舗装の施工やガードレールなども取り付けていきます。
このページの最後の方に、これまでの写真も掲載しておきました。3月19日の大崩壊以降、概ね10日ごとの様子を載せました。移り変わりをご覧ください。
【仮設道路等の工事状況】R7.6.8(日)更新
本日の工事進捗を報告します。
・2号仮橋の左岸側の資機材が撤収されました。明日はこのクレーンの解体です。斜面上に作業員が帰られていく様子が写っています。ありがとうございました。
・右岸側に行きますと、こちらでも機材の洗浄が行われていました。作業員の方が固まって休まれていましたので、作業の謝意を伝え、皆さんの写真を撮らせてくださいとお願いしたところ、恥ずかしがって向こうを向いてしまいました。建設業従事者はシャイな方が多いです。
・現場技術者の方にタブレットを見せてもらいました。今回の下部工杭打ち業務に関しあらかじめ三次元モデルにして、現場を管理していることを説明してもらいました。とても分かりやすいです。建設業もデジタル化が進んでいます。
【全体の位置関係】
・橋などの位置関係を示すため3月崩壊直後のドローン写真および5月28日撮影写真にう回路位置を示しました。写真左から、1号仮橋が川を渡り一般部に到着します。右からは2号仮橋が架けられます。
・崩壊斜面の調査も入っており、しっかり調査をして崩壊メカニズムを把握したうえで復旧計画を立てることにしています。最終的には斜面対策をして道路上の土砂を撤去し道路を通れるようにしていくつもりです。
・崩壊斜面は現在も動いていて、それを観測しながら諸作業を進めています。一定値以上の異常な動きを示したら、赤ランプ・サイレン・関係者へのメールがなされます。これは工事中だけではありません、迂回路が完成した後も、万一に備え、完全に斜面の安全が確保されるまで運用されます。
・以前ほど落石は見られなくなっていましたが、梅雨時期・台風シーズンに入るとどう動くかわかりません。気の抜けない期間が続きます。
引き続き、安全かつスピーディーに工事を進め、一日も早い交通確保に向けて努力していきます。
【大崩壊以降の移り変わりを写真でご覧ください】
3月19日朝5時 大崩壊
4月5日 まだ雪が2mも残る中を工事用道路の準備にかかる
4月10日 除雪作業
4月20日 作業用道路の構築開始
5月2日 作業用道路の構築と立木の伐採、また1号仮橋の掘削も進められています
5月8日 1号仮橋着手
5月22日 1号仮橋 河川内の杭打ちを難航しつつも打ち抜けました
同日 2号仮橋の杭打ち作業も着手
5月31日 2号仮橋 河川内の橋脚群の杭打ちが完成しました
今後も特徴的な写真をアーカイブしていきます
※越前おおの観光ガイドはこちら(6月7日更新)新しいネタをご用意しました。ぜひ見てください。
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